断熱(省エネ)
水で発泡する断熱材
アクアフォームは硬質ウレタンフォームの特性を生かし水を使って発泡させます。
これによってガスが抜けて性能が下がってしまう事が無くなりました。イソシアネートと水を含むポリオールを混合することで発生する炭酸ガスを発泡材として利用することで、オゾン層破壊や地球温暖化の原因となるフロンを全く使用しない、地球にやさしいウレタンフォーム素材として開発されました。
現場での発泡施工で細かい部分の隙間を解消
アクアフォームは住宅の隅から隅まで家全体をすっぽり覆ってしまう現場吹き付け発泡による断熱工事です。
無数の細かい連続気泡で構成された硬質ウレタンフォームの特性を大いに発揮し、グラスウール10kの約1.5倍の断熱効果を保持しています。また透湿性も低く断熱材内部に湿気を通しにくいため、壁体内の結露を抑制し、建物の耐久性を高めます。
いままでは・・・
施工が非常に難しく、手順も面倒です。そのため施工の精度にムラが出来、一定の品質を確保出来ません。
アクアフォームなら!
施工に時間もかからず、手間もかかりません。一定の品質を確保するため、施工後に気密測定を行っています。(別途有償)
長期安定で性能を発揮
住まいの大敵である壁体内結露を抑制する事により建物の耐久性を高め、優れた断熱性を維持させます。
「アクアフォーム」は、構造材との自己接着力により建物の強度を向上させます。また、透湿性が低いため断熱材の内部結露も起こりにくく耐久性に優れた住まいを実現します。室内温度差によるヒートショックも起こしにくく長期間に亘って快適な空間を維持することができます。
アクアフォームは繊維系断熱材にない自己接着力を持っています。
アクアフォームは木材の経年変化にも対応しやすい性質です。硬質ウレタンフォームは隙間なく充填するため、住まいの大敵とされる壁体内結露を抑制します。また、自己接着力を有する為、下がってしまう心配がありません。ウレタンフォームには紫外線によっての経年変化がありますが、内外装壁材によって紫外線は壁の内側には入り込めず、長期に亘って安定した性能を発揮します。
自己接着力により構造材の強度を向上させ、木材の経年変化にも対応しやすい透湿性の低い硬質ウレタンフォームを隙間なく充填するため、住まいの大敵とされる壁体内結露を抑制、長期に亘ってその効果を発揮します。
「4つの特長」
人、環境への配慮
環境に悪影響を与えるフロンガスを使わずホルムアルデヒドも発生させない、住む人にも施工する人にも優しい断熱材です。
換気システムの効率化
効率的な換気を行うための空気の通り道を確保し、漏気の原因となる隙間をふせぎ、優れた空気環境を長期間に亘って維持します。
静かな住空間・吸音性能
硬質ウレタンフォームによる隙間のない施工で高い気密性を実現。細かな気泡構造は吸音性にも優れています。
長期間、安定した性能を発揮。
連続気泡構造によりガス抜けによる収縮がなく、長期間に亘って安定した性能を発揮します。
優れた断熱性・気密性
高い断熱性と気密性を誇るアクアフォーム。複雑な構造の住宅も吹き付けて発泡させるから隙間なく施工できます。
また自己接着能力によって強力に接着するので、長期間に亘って優れた気密・断熱性を維持します。高い気密・断熱性を持つ住宅は省エネルギー効果が高く、建物の冷暖房に要する光熱費を削減します。
換気システムの効率化
日本の住宅の多くは隙間が多い上、換気不足の状態にあります。
近年、化学物質アレルギーが頻繁に取り上げられていますが、その原因のひとつには換気不足があります。
隙間から抜ける空気は換気ではなく漏気です。アクアフォームは効率的な換気を行うための空気の通り道を確保し、また漏気の原因となる隙間をふさぎます。これによって優れた空気環境を長期間維持することができます。
揮発性有機化合物 | 指針値 | 主な用途 |
---|---|---|
ホルムアルデヒド | 0.08ppm | 合板、パーティクルボード、壁紙などに用いられる尿素系、メラミン系、フェノール系などの合成樹脂接着剤。一部の、のりなどの防腐剤 |
アセトアルデヒド | 0.03ppm | 上記同様一部の接着剤、防腐剤等 |
フェノブカルブ | 3.8ppb | 防蟻剤 |
トルエン | 0.07ppm | 内装材等の施工用接着剤、塗料等 |
キシレン | 0.20ppm | 内装材等の施工用接着剤、塗料等 |
パラジクロロベンゼン | 0.04ppm | トイレ用防臭剤、衣料用防虫剤 |
エチルベンゼン | 0.88ppm | 内装材等の施工用接着剤、塗料等 |
スチレン | 0.05ppm | ポリスチレン樹脂等を使用した断熱材等 |
クロルピリホス | 0.07ppb 小児 0.007 |
防シロアリ剤、農薬 |
フタル酸ジ-n-ブチル | 0.02ppm | 塗料、接着剤、プラスチック等の可塑剤 |
テトラデカン | 0.04ppm | 塗料などの溶剤 |
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル | 7.6ppb | 壁紙、床剤等の可塑剤 |
ダイアジノン | 0.02ppm | 殺虫剤成分 |
※25℃の場合 ppm:100万分の1の濃度, ppb:10億分の1の濃度
施工後の廃材もリサイクル
サーマルリサイクルや固形燃料(RPF)化で…
硬質ウレタンフォームの廃材はサーマルリサイクルや固形燃料化が可能です。これらのリサイクルで廃棄物の減容と資源の有効利用ができます。(産廃業者により、リサイクル方法は異なります。)